我が家は、ことし、一日遅れて冬至パーティーをしたわけなんですけどね。っていっても、クリスマス感が強いカボチャ料理を食べて、ゆず湯に入るってだけだったんですけどね。いいよ。よくやったよ。
かぼちゃに関してはこちらでどうぞ。
ゆず買ってきて
そう。冬至の日、買い物に行ったにもかかわらず、ゆずを買うのを忘れるという失態を犯し、外出していた夫に、帰りしな買ってきてもらいました。
ところが、そこからいろいろ忙しく、結局、お風呂をためずに寝るという。シャワーのみで。まあ、あるよね、そういうこともね。
買ってきてもらったくせに、入らないって言うね。いや、ある、あるよ!そういうこともね。
翌日リベンジ、の前に…
翌日、「我が家は今日が冬至である」宣言をし、かぼちゃの料理にとりかかったものの、あまりにもポップな仕上がりになったので、もうすこし落ち着いた料理が欲しくなりまして。
我が家には、食べても食べても減らない巨大白菜があったので、ついね、思いついたんですよね。
白菜とゆずで漬物にしたいな、って。
だってさ、白菜とゆずのつけものなんて、すごく古風ですました、育ちのいいお嬢さんみたいな一品じゃん?(は?)
まあ、お風呂に入れる用で買ったけど、少しくらいならいいかなって、皮をちょこっと使うくらいならって。ね?
だから、ちょっとだけ皮をいただいて、あとはお風呂に放り込んだらいいじゃーん!思って、漬け物つくることにしました。
あれ…なんか白くない?
ところが、不思議なことに、気づいたら、皮という皮をぜんぶ切り取られていたゆず様。
真っ白じゃん。フワフワ真っ白だよ。
いや、あのね。
「漬け物に使お~っ」と思って切り始めるじゃん?
そしたら、あまりにも香りがいいわけですよ。癒されちゃうわけですよ。鮮やかな黄色がきれいだし、冬に見るゆずは、あまりにも美しかったんです。
だから、なんか、このゆず皮、残しておきたくなっちゃって、結局ぜんぶ切って、細切りにしたり、みじん切りにして、冷凍保存しちゃった!
「これでいつでもゆずを使った料理が作れる、わーい!」って浮かれてたんだけど、ハッと目線の先には、まじで、追いはぎにでもあったのかい?と尋ねたくなるほど、丸裸なゆずがいらっしゃる。
いや、すまん。私だ、私だね。あなたをこんな目に合わせて、もう、ホント、でも、まじでありがとう!!!!←
いや、なに湯だこれ
てなわけで、ふわふわ丸裸の、もはや香りがなければそれが何の実なのかもわからなくなってしまったゆずをお風呂に入れました。
散々、ゆずを刻みまくったおかげで、部屋中ゆずの超いい香りがしていたので、いまさらお風呂で「フワァ~いい香り~ハァ~」みたいな感動もなく、湯舟にはただ、白いフワフワが浮かんでいました。
夫は、「ゆず湯とかいつぶり?季節を感じるね、いいね」って言ってくれたし(超いい人)、私も、皮は料理に使うために上手に使ったのよ感だしたり、皮がなくてもいいもんだね~とこっそり搾って果汁に頼ってみたり(実際いいにおい)、なんかいつもよりスベスベになったかも!?という謎の感想を持ち出したりと、超いそがしかったんだけどね。
いやもう、自分でやったこととかもう全部ふっとばして、
貧乏くせぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!笑
って、思ってました。はい、私がやりましたよ。
もうそれは、インスタグラマーとかにボッコボコにされる、というか、もはやバカにもされないほどの「映えなさ」でしたわ。フゥー!
愉快な冬至で厄払い
とまあ、どこに冬至要素があったのかは本当、他人から見たら皆無でしょうが、本人は、もう、なんかいろいろ消費して、謎の達成感すら感じているのでオッケーです。
こんなしょうもない冬至を迎えちゃった我が家には、神様も呆れて、なんの施しもないでしょうが、厄だの邪気だのも、スルーしてくれることでしょう。
でも、年中行事や、行事食自体は好きだし、大切にしていきたいなと思っているので、これからも意識していきたいと思います。
ちなみに、さっそく冷凍していたゆず皮を料理に使ったんですが、
アボカド(一口大にカット)
海苔(ちぎってもんで)
しょうゆ(味をととのえて)
ゴマ油(ちょろっと)
刻みゆず(好みで)
っていう副菜を作ってみたんだけど、アボカドとゆず合う~!
美味しかったので、おすすめしときます。
めでたしめでたし。
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