2020年、明けましておめでとうございます。
今年は、ジャニーズのカウントダウンコンサートを、母と見ながらの年明けとなりました。
だって、キンキがSMAPの「夜空ノムコウ」を歌うっていう噂を聞いたから。
お正月とジャニーズ
特定のジャニーズのファンだったことはないけれど、私の青春は、タッキーがジュニアを率いていたり、SMAPお兄さんたちが料理を作って対決していたり、V6お兄さんたちが屋上で、エ~ヴィ~シャンランランラ~ってしてた時代。
Kinkiさんたちは深夜にグラサンギターおじさんや金髪ギターおじさん(ディスではない)たちと番組をしていたり、TOKIOは村役場を建てたりしていたころ。
嵐のデビューもリアタイで観て、衝撃的な衣装についていけない自分のセンスを疑ったこともある時代。
まあ、だから、誰のファンとかでもなく、そこあたりのジャニーズお兄さんたちがアイドルしているのを見ると、なんとなく元気になれるんですよね。
男女関係なく、アイドルって本当にすごい。まったくやさしい仕事ではないよね。
的なことを、眠そうな母にひとしきり語ったあたりで、するっと解散。
あれ、なんの話してたっけ?あ、おせちね!
昔はまさにサマーウォーズ
私が小さいころ、お盆やお正月には、父方も母方も親戚がたくさん集まっていました。
だから、観た人はわかると思うけれど、冗談じゃなく、「サマーウォーズ」状態。
いつもはふすまで区切ってある部屋を、大きくひと部屋にして。
大きくて重い、木の長い机を、2つや3つ繋げて、その上にいっぱいにご馳走を並べて、お醤油やら薬味やらが、手から手へ、行ったり来たりしているのがおなじみの光景でした。
でも、いつからか段々と集まる人数が減っていって、机の数が減り、場所がいつものリビングで済むようになって、盆正月の光景も随分変わりました。
寂しいように聞こえるかもしれないけど、いいこともある。
大勢集まっていたころは、母をはじめ、女の人たちは、座る間もなくお酒を出したり、料理を出しては次の料理を作って…だった。
母の世代の人たちにとっては、それが当たり前だったかもしれないけど、母が「紅白をこんなにゆっくり観たのは初めてかもなあ」と口にするのを聞いて、なんか、きっと、よかったことだと思える。
おせちの量が少なくなりました
人数が減ったから、もちろん料理も減った。
最初の頃は、量に慣れなくて、なんでもかんでも大鍋で作っていたので、いつまでたってもおせちが残っていた。
今は、普段使っているフライパンや鍋で作るようになった。
そして、それがちょうどいいんだって実感している。
おせちはもともと保存食
おせちは、さまざまな縁起がいい品が並べられていますが、もうひとつ保存食としての側面ももっているんです。
三が日、つまり1月1~3日まで、なにも作らなくてもいいように用意されるのがおせち料理なんですよ。
だから、味付けが、しょっぱかったり甘かったり、濃いものが多いでしょう?
なぜ、保存がきくようにしたかという理由はおおきく2つ。
1.お正月くらい女性を休ませてあげたいから
2.新年に火を使ったり台所を騒がせないように
1について、果たして本当に女性が休めていたのかはわかりませんが(笑)、2に関しては、火の神様を怒らせないように、といった意味があるそうです。
今は保存の必要性がなくなっている
でも、現代は、おせちを食べ続けなくてもいいんです。
なぜなら、元旦だろうと開いているスーパーはあるし、なんならコンビニは24時間やっているんですから。
保存をきかせ無くても、食べ物がなくて困ることもないし、火を使わなくても食べられるものは世の中にたくさん売られています。
正直、味が濃いめのものばかりのおせちは飽きるというのも否めません。
というか、そもそも、おせちを食べる家庭自体が少なくなっているのかもしれないなあ。
でも、食べたいよ、おせち
なんだかんだいって、私はおせち食べたいです。
お正月にフライドチキンとかピザも美味しいんだろうけど、一年に一回、食べるものがあってもいいじゃないかと思うのよ。
つまり、わたしも一通り作れるようにならないといけないってことか…?
いま、頼むおせちもたくさん種類があってとっても美味しいよね!!!それでもいいよね!!!!
母のおせちの一部。見た目からして美しい。

きんぴらごぼうが好きで、欲張って取ったので、お皿からはみ出ているのはご愛嬌。
はーだらけちゃう。
お正月さいこー。
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