レタスを育てたわたしが教えるおいしいレタスの選び方

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レタス好きですか?実は私は農業を始めるまで苦手でした。

なんだか苦味を感じてしまって、後味が悪いような。生食よりも、スープやチャーハンにして食べることが多かったです。

◎私の意識を変えたレタス革命

レタスを栽培していた頃、生産者の特権で、まさに今、自分の手で収穫したばかりのレタスを丸かじりしました。

お腹が空いていたからではなく、味がおかしくないか、中に病気や腐敗はみられないか、虫が入っていないかを確認する意味でも、定期的にその場で食べるんですけどね。

そう、本来の目的は品質チェックなんです。

しかし、初めてかぶりついた日、私は衝撃を受けました

弾力さえ感じるパリッ、シャキッとした食感に、葉から溢れるみずみずしさ、口のなかに、優しくじわーっと広がる甘味。

「レタスは苦い」と思っていたのに、ちっとも苦味を感じない。

それは、大げさだとしても間違いなく私に起きたレタス革命で、「レタスって美味しい!」と思った瞬間でした。

待てよ?だとしたら今まで食べてたレタスは何?何でこれほど味が違うの?

 

◎レタスは温度が肝心!

農業を初めて、色んな種類の野菜を育てましたが、レタスもそのひとつ。

一般的に、レタスの朝は早い。早いというか、未明。まだ太陽の気配だけ感じるような薄暗いなかで収穫されます。

レタスは熱に弱い。

気温が上がってから採ると、すぐにヘターっとなり、傷みやすくなります。

だから、多くのレタス生産者は、朝早くから、時にはヘッドライトをつけながら、一つ一つ収穫していきます。

収穫した後も、葉が折れたり潰れたりすると、そこから傷んでしまうので、丁寧に扱います。

また、乾燥にも弱いので、湿度にも気を付けないと、外側からシナシナになっていきます。

なんて繊細なんでしょう。泣けます。

 

◎スーパーのレタスは長旅のあと

レタスというのは、ものすごく丁寧に、慎重に、タイミング勝負で収穫されています。

収穫したてはツヤツヤピカピカしていても、時間が経つとどうしてもクタッとしてきます。

スーパーに並ぶレタスの産地を見ると、なかなか遠いところから来てるものもありません?

人間だってその距離を移動してれば結構くたびれるもんです。

しかも、いろんな業者やトラックを経由してくるので、人間に例えれば、たくさん乗り換えをしながら長距離移動することになります。

とはいえ、なるべく新鮮なものを!と努力してるお店や企業もたくさんあります!

おかげで、日本全国に様々な野菜が年中そろうようになってるんですからね!!ありがたいことです。

 

◎レタスの味は新鮮さ、だけじゃない

じゃあ新鮮ならなんでも美味しいの?

この場合、答えはノー

これが農業の難しいところで、天候不順気温によって、生育に支障が出ると、味や食感が変わります。

また、収穫するベストタイミングを逃しても美味しくありません。

丸いレタスなのに丸くならない、葉っぱが固く詰まってる、苦味がある、繊維っぽい等々…

まあでも、少し苦いとか、やや固め、のような許容範囲でなければ、あまり積極的に出荷しません。廃棄してしまいます。なので、みなさんの食卓に上がることはあまりないでしょう。

◎じゃあどうしたら美味しいレタスが食べられるの?

一番は、レタスを作ってる人から直接買うこと!

何それ(笑)って思うかもしれませんが、結構ある話ですよ!私自身、仕事中に畑の外から話しかけられて、その場で販売したことありますから。

買う側は、作ってる人がわかるし、産地が明らかだし、新鮮だし、安く手に入る(たぶん)というメリットが。

売る側としても、売り手が見えるし、直売だから手数料なく販売できるし、出荷の手間もない、なにより自分の目で検品したものを直接届けられるというメリットがあります。

とはいえ、あまりにも忙しいときは邪魔になるかもしれませんし、そもそもいきなり話しかけられない!ってゆうかレタス作ってる人なんて近くにいない!知らない!ってのがほとんどですね。はい、わかります。

では、私がお店でレタスを買うときに見ているポイントを紹介します。

①産地がなるべく販売店に近いこと

やはり長距離移動や乗換えで疲れていないものが良いです。ただし、地元や近場のものならいいかというとそうは思わないので、さらに以下のポイントをチェックします。

②手に持ったときに大きさの割りに軽いもの

大きいレタスでも、持つと意外と軽いものは、葉と葉のあいだに空洞があり、ふわっとシャキッとした食感のものである確率が高いです。逆に、ズシリと感じるものは、あまり空洞がなくみしっと詰まっている可能性が高いです。一見、詰まっているほうがお得な気もしますが、個人的にはふわりとしている方を断然おすすめします。葉が詰まっていると、繊維っぽく苦味を感じることが多いです。それから、収穫適期を過ぎたレタスがこうなりやすいです。

③切り口が白く綺麗なもの

レタスは根元を切ると、ボンドのような白い液体が出てきます。これを収穫時に綺麗に洗い落とせばいいのですが、残っていると時間がたつほどに赤く変色したり、傷みやすくなります。その他にも、鮮度が落ちたり、収穫適期を過ぎてくると、切り口が黒ずんできたり、透明っぽくなってきます。これに気づかずに買ってしまうと、たいていハズレ(傷んでいるか、美味しくないか)です。切り口が白く、みずみずしさが感じられればなお良しです。

 

どうでしょうか。もちろん個体差はあるので、絶対保証は出来ませんが、最低でも以上3つのポイントをクリアできれば「いいレタスだなー」と思います。

他にも、葉のツヤ感とか全体の形とか見所はあるんですけどね。そこまでこだわり始めると、レタスを探しに三千里、みたいになりかねないので。

比較的わかりやすいかなーと思う3つに絞ってみました!

 

◎おいしいレタスに会えますように

真冬はなかなか状態の良いものに出会えないことが多いレタスですが、春から秋口にかけてはレタスがごろごろ並んでいることもあるでしょう!

そんな時は、①産地がなるべく販売店に近いこと②手に持ったときに大きさの割りに軽いもの③切り口が白く綺麗なものの3つのポイントを思い出してみてください!

あなたにもレタス革命が起こりますように!

 

おしまい。

 

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