先日、買い物に行ったら、かなり珍しいことに、エディブルフラワーが破格で売られていました。
エディブルフラワーってなに?
食用花・エディブルフラワー
まだまだ知らない人も多いんだけど、簡単に言えば「食用花」です。
お刺身についてくる、タンポポみたいな黄色い花。あれは、食べられる菊の花です。
ちなみに、タンポポも食べられる花ではあります!
昔は、菊の花くらいだったのが、今では、ありとあらゆるお花が食用として使われています。
「エディブル」とは「食べる(eat)」と「できる(able)」が組み合わさったものと思ってもらえればいいですね。
「食べることが可能な花」、つまり「エディブル(edible)フラワー」です。
あくまで食べられるのは食用のもの!
たまに勘違いしている人がいるんだけど、「食べられる」といっても、そこらへんに生えているのをむやみに食べたらいけませんよ。
食用として売られているのは、水耕栽培を中心として、細菌などがつかないように育てられているものです。
事実、野草でも食べられるものはあるのですが、それは、きちんと下処理をするのが前提。
お花を料理に使いたいなって思ったら、ぜひとも食用として売られているものを使ってください。
エディブルフラワー買ってみた
冒頭でも言いましたが、エディブルフラワーがね、1パック50円で売ってたもんで、買ってみました。
日本ではまだまだ馴染みがないようですが、私はカナダに滞在していたころ、お世話になっていたお家で育てていたこともあって、エディブルフラワーがよく食卓に登場していました。
ケーキなどのお菓子に使われるイメージが一般的だと思うんだけど、そこでは野菜の感覚で、サラダに使われることの方が多かったですね。
で、食べたことがあったので、抵抗なく買うことができました。
というか、スーパーで売られているの初めて見た!ってことに、ちょっと感動したのもあります。
売っていたのは、ビオラとキンギョソウ(たぶん)。
ちょっと多い気もしたけど、可愛いから両方買っちゃいました。はは。
せっかくだからスイーツを作ろう
作るは牛乳寒天なり
せっかくなので、スイーツを作ってみることに!
といっても、甘いものが苦手なので、もちろん(?)お菓子づくりもニガテ。
自分が食べないから、作るモチベーションがあがらないってことだと思うんですけどね。
そんな私でも簡単に作れて、美味しく食べられるのが「牛乳寒天」!!!
甘さは、自分の加減次第だし、硬さも調整できるし、粉もの使わないから重たくないし。
決して、賞味期限間近の牛乳が、消費できそうになかったからではありません。決して!!
作り方は、簡単すぎるんだけど、書く必要ある?ない?
簡単に書くと、水に砂糖と寒天をとかして、まぜながら軽く沸騰させて、さらに1-2分温める。
そこに、レンジで軽く温めておいた牛乳を少しずつに分けて入れて、沸騰させないように温めたら、容器に移して、冷やす。
これだけ!分量とかはね、クック○ッドとかでね!
ちなみに、私はシナモンを少々いれました。個人的に、カナリおすすめ。
冷めないうちにお花を散らして
これ、大事です。
なんてったって、わたしは油断しているうちにタイミング逃しましたから。
表面ちょっと固まりはじめてたけど、むりやり埋め込んだのがコチラ。

十分、十分!!いやぁ~映えるわぁ~。一人でニヤニヤ。
あ、こーゆーのをSNSにアップしたらいいんだよね?してないや。後でやろっ。←
気泡はどうにかなるんでしょうか
これ、今回は、人に食べさせるわけでもないからいいんですが、この、表面の気泡?ってどうしたらいいのかな。
寒天入れて混ぜていると、どうしても出て来ちゃって、とろみがあるからか、容器に移しても泡が残ってるんだよな。

このまま固まるから、ボコボコになっちゃったよ。混ぜ方が雑だったのかな?そういうこと?
本当はもうちょっと、ちゃんと埋め込みたかったんだけど、思いがけず3Dな仕上がりになったことが、お分かりいただけると思います。笑
気になるお味は?
いやまあ、味は、普通に牛乳寒天の味です。おいしい。ふふ。
エディブルフラワー自体は、特別なにかの味がするということはありません。
ただ、植物特有の青臭さというか、サラダ感はあるので、気になる人は、しっかり甘めのケーキやサラダに使う方が、おいしく食べられると思います。
ちなみに、夫が味見してみたんですが、牛乳寒天はよかったけど、エディブルフラワーはお気に召さなかったようです。
「なぜわざわざ花を入れた?」という心情が、表情から読み取れました。
いや、正直わたしも美味しさで言ったら、花はなくてもいいってわかっているよ、うん。
大事なのは視覚の美味しさ
正直、一般家庭でわざわざ購入することはないと思っています。(え!!ここにきて!?)
でも、確実に料理の質が上がることは間違いないですね。
料理は、味覚だけじゃなく、嗅覚や視覚、聴覚など、あらゆる感覚をフルに使って楽しむことができます。
正直、味に大きな違いはなかったけど、確実に言えることがひとつ。

テンション、アガルゥゥゥゥゥゥゥウ!!!!!
まじで、「ただのおいしい牛乳寒天」が、「可愛くて癒されるおいしい牛乳寒天」に、地位を爆上げしたことは確実です。
自己満足って大事。
まだまだあるので、サラダに入れて食べたり、押し花にしてみようと思いまーす。
レストランで出てくることもあるかもしれないので、その時は、ぜひ食べてみてくださいな!
コメント