やっぱり台湾行ったら、小籠包が食べたい。食べてみたいとかじゃない、食べまくりたい。考えただけでヨダレがでちゃう。
台湾行ったら小籠包
とりあえず食べる。邪念はいらない。
どれだけ台湾ツウの人でも、台湾にいって小籠包を食べずに帰る人は、かなりレア。
台湾で小籠包を食べるのは、食事というより、もはや挨拶みたいなものだと思う。
身体に、内臓に、「台湾に来ましたよ」ってお知らせをするようなもの。
だから、超絶おいしいグルメと力を入れ過ぎてもいけないし、とはいえファストフードのように気軽に挑んでもいけない。
洗礼だ。
もう、日本に行ったら寿司を食べ、アメリカ行ったらハンバーガー、イタリア行ったらマルゲリータ、タイに行ったらトムヤムクン、というように、その国行ったらとりあえず挨拶しておいて損はないメニューが、台湾の小籠包。
台湾に、まだたった2回しか行ったことない私がこれだけアツくなるほど、台湾の小籠包はメジャーでありながら、奥深い。
あと、超うまい。
台湾の小籠包食べつくす! ⇒ ムリ!
台湾にはいたるところで小籠包が食べられる。
ガイドブックに載っているようなのは、小籠包の専門店が多いけど、実際は、屋台や食堂でも食べることができる。
小籠包をメインに出しているお店ですら、台北市内だけでも結構な数あるので、日本人の旅行に多い2泊3日や3泊4日の日程じゃ、とても回ることはできない。
もしかしたら、他の予定や観光、グルメを一切いれなければ、達成できるかもしれないけど、正直そこまでするほどではないと思いますので。笑
台湾には他にも美味しいものが、なんなら小籠包よりおいしいものが、わんさかあるので、小籠包にとらわれ過ぎないことをオススメします。
最初はベタに!【鼎泰豊】へ行こう
日本にも店舗がある小籠包の老舗
1958年創業で、いまでは世界中に店舗展開している鼎泰豊(ディンタイフォン)は、台湾で一番、知名度が高いお店といっても過言ではないでしょう。
実は日本にも、東京に限らず、全国各地(北は仙台から南は熊本まで)に20店舗くらいあるんだよね。結構おおい。
だから、行ったことがある人もいるだろうし、名前は知っている人がいても不思議ではない。
実際、まわりでも「鼎泰豊大好き!!」「鼎泰豊おいしすぎ!」「鼎泰豊サイコー!!」ってファンが結構いたし、台湾行った人も「やっぱり台湾で一番おいしい」って声が多いんですよね。
でも、わたしは日本で行ったことがなかったので、どうせ食べるなら現地がいいと思って、この日を待っていたわけです!!
台北市内なら新光三越店がオススメ
せっかく台北に行ったからには、ぜひとも本店で食べたいという人もいると思いますが、本店への強いこだわりが無い人は、同じく台北市内にある、新光三越の店舗がおすすめ。
最寄り駅である中山駅は、台北市内でもアクセスが便利で、まわりにもお店が多いので、観光のついでに立ち寄るにも便利。
そして、台北駅からも地下道でつながっているので、雨が多い台湾でも、傘をささずに行けるのもポイント高い。
さらには、中山駅の地下道から、直結で三越に行くことができるので、街歩きが苦手な人も、案内の看板を見ながら行けば、たどり着けます!便利ね!
別の用事で、東門にある本店の前を通りかかったことがあるけど、店の前の道路にまで、待つ人がごった返していたんですよねぇ。
比べて、三越店だとタイミングによっては並ぶけど、建物内なので冷暖房は効いているし、三越内をプラプラして待つことも出来るので、個人的には、圧倒的にこちらの店舗をオススメします。
いただきます
念願の小籠包!!!
まずはスタンダードに豚肉の小籠包を。

ひゃー!アツアツだ!プルプルだ!ぎゃーーー!!!
皮を破かないように、慎重に持って…やけどしないように、冷めないように…
ぅわっ、わっ、うわ、はふっ、あっ、う、うまぁぁぁぁああ!!!(感動)
肉汁だか何汁だかわからないけど、美味しいよぉ!!泣
タレも、しょうがも、なにかも、もう、全体的に美味しい!
うん、ハロー台湾!!!キリッ
なるどねえ、こりゃあみんなが台湾来るたび小籠包食べたくなるわけだ。納得。
海老とヘチマの小籠包
さすがの鼎泰豊。メニューや注文票は、ほぼすべて日本語訳がついています。
なんも考えることなく、迷うことなく、推測することもなく、食べたいものにたどり着けるので、日本人にやさしいよ。
そのなかでも、気になったのが、「海老とヘチマ」が入った小籠包。…へ、ヘチマ?
ヘチマというと、カラカラに乾かした、めちゃくちゃ硬いたわしみたいなのしか知らないんだけど、こっちでは食べるのか。まあでも、普通に瓜だよね。
小籠包って、お肉のイメージしかなかったし、ここは頼んでみようと、挑戦してみました。

結果。
いや、待って、、めっちゃ美味しいんだけど!!ってゆうか、お肉より好みなんだけど!!!!(混乱)
という現象が起きました。なんと!!
皮がチュルチュル、海老がプリプリ、ヘチマがツルツル、伝わるかなこの微妙なニュアンスの違い。
とにかく、ヘチマがジューシー!!!
野菜らしいシャキッと感もあるけど、瓜の特徴的なツルンと感もあって、なにより、野菜と魚介のうま味が凝縮したスープが激うま!!!
これ以降、人に台湾の小籠包のオススメ聞かれたら、「どこでもそれなりに美味しいけど、お肉より海老とヘチマを食べるべし!!」と言っています。
後から知るけど、海老とヘチマの小籠包って定番らしくて、たいていメニューにあります。嬉しい。
酸辣湯にも手を出した
小籠包が食べたくて来たんだけど、メニューに酸辣湯の文字を見つけたからには食べるしかなかった。
自分で日常的に作るくらい、酸辣湯が大好きなのでね!!頼むしかない!!
ちなみに今夜も酸辣湯だぜ!
というわけで「小」をひとつ。

見た目、満点ね。食欲をそそるためだけに組み合わされたような彩り。
写真で、麺のようにみえるのは、麺ではなく、高野豆腐みたいなものです。厳密に言えば、たぶん凍み豆腐かな。
味は、想像以上にお上品。
万人受けする味だと思うけど、万人受けしないような辛くて酸っぱいのがタイプの私には、正直、やや物足りなかった。
酸辣湯に挑戦してみたいなって人にはかなり食べやすくてオススメ。
ベースの味自体はとても美味しかったよ。欲する刺激の問題ですね。ふふ。
一人でこれくらい食べました
というわけで、小籠包2種類と、酸辣湯ひとつを注文しました。

小籠包、小さいから少なく見えるかもしれないけど、味わって食べたからか、お腹いっぱいになりました。
女の人で一人で来ている人が結構いたけど、これよりもっと注文している人もいたよ!
パクパク食べれば、もしくはめちゃくちゃ空腹で来れば、もっと食べられると思います。
気になるお値段は
内訳と合計
・小籠包(5個) 110元
・海老とヘチマ(5個) 170元
・酸辣湯(小) 90元
小計 370元
+サービス料(10%) 37元
合計 407元
当時のレートが「1元=3.7円」くらいだったので、約1500円くらいでしょうか。
台湾にしては贅沢なごはんとなりましたが、サービスが行き届いていて、メニューも店員さんも親切だったので、それなりの価値はあると思いました。

テーブルにはこのような食べ方の説明まで置いてあるし、戸惑っている人には、店員さんが、すかさず説明してくれているようでした。
総評
台湾に行ったら、一度は食べておいていいかもしれません。
けどね、まあ、これは後にならなきゃわからないことなんだけど、個人的には鼎泰豊は小籠包がいちばんおいしいお店ではなかった。
もちろん、これだけ世界中に展開しているだけあって、平均的なクオリティはとても高いと思うのよ!!もちろん美味しいし。
こっから先は、完全に好みの問題なので、参考にはならないかもしれないけど、「あまりにみんながホメるから言い出しにくかったけど、じつは鼎泰豊にあまり感動しなかったよ」って経験のある人には、ぜひ参考にしてもらいたい。
台湾には、小籠包が美味しいお店、他にもめっちゃある。
さー続く!!!!!!
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