「え、生で?」そう思う人も多いと思います。みなさんが知っている菜の花は、スーパーで丁寧にパック詰めされているものかもしれません。

菜の花と言えば、この鮮やかに黄色いお花がきれいですよね。
菜の花は今が旬
食用の菜の花の旬は、可愛いお花が咲く前、一般的には2月から3月頃です。
そう、まさに今なんです!
といっても、正直、菜の花って買ったことありますか?
お店に売られているのは見たことあるけど、買ったことはないって人、結構多いんじゃないでしょうか。
お料理屋さんでね、春を告げるように使われていることがあるけれど、ムシャムシャと食べるようなものでもないしね。
なかなか縁がない食材かもしれません。
菜の花は栄養満点
実は菜の花って、とっても栄養豊富なんですよ。
βカロチン
ビタミン(B群・C・E・K)
ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄)
食物繊維、などなど…
現代人(特に女性)に不足しがちな葉酸や鉄が含まれていることもポイント。
ビタミンとミネラルは健康にも美容にも重要ですからね、これだけの種類が含まれているってすごい!
新鮮な菜の花を手に入れた!
これは、職業上の特権と言えるかもしれないけど、知り合いの農家さんから、出荷しない菜の花をたくさん頂きました。
なぜ出荷しないかと言うとね、形が崩れていたり、花がひとつふたつだけ咲いてしまったり、大きさが不ぞろいだったりするからです。
でも、間違いなく採りたてで、その証拠に、切り口が乾いていないんですよ。うるうるです。
もらった時に、あまりにも美味しそうだったので、その場でかじりつくと…
(おじいちゃんギョッとしてた笑)
「え!!!!?!?めちゃくちゃ甘いじゃないの!!!!」
以前、採りたての菜の花(正しくは白菜の花)をもらった時に、生食の美味しさを知っていたんです。
だから、気になって試しに食べてみたら、これも美味しいことが判明。
菜の花って、なんとなくほんのり苦味がある気がしません?
あと、筋っぽくて生じゃ食べられないイメージも。
まさに、わたしの母がこのタイプだったんですけどね。
こーゆー食べ物に対する思い込みは、ガンガンくつがえしていきたいんですよね!笑
菜の花の生サラダ
レシピといえないほど、超簡単です!
1.菜の花をサッと洗ってひとくち大に切る
2.ボウルにいれて、オリーブオイルをドレッシング感覚で回しかける
3.菜の花とオイルをまぜてなじませたら、ハーブソルトを好みの量かける
4.全体に味がなじむよう合えたら完成
んもう、超ちょー簡単です!これで出来たのがこんな感じです。↓↓↓

もちろん、このままでもとっても美味しいんですが、さらにアレンジを加えてみました。
これに、刻んだクルミ、ベビーリーフ、パルメザンチーズを足しました!
それがこちら。↓↓↓

最初、母は菜の花の生食に抵抗があって、私が作ったサラダは食べずに(笑)、おひたしにしたものに同じ味付けをしたのを食べたんですね。
ところが、このアレンジをしたら興味を持ったのか、食べてみてくれました。笑
すると「こっち(生)のほうがダントツに美味しい!!!!」と驚いていましたよ。
そしてハマっていました。ふふふー。
でも、本当にそれくらい美味しいんだよ。
栄養学的にもオススメ
菜の花にはβカロテンやビタミンCが多く含まれているのが特徴です。
βカロテンは油と一緒に摂取すると吸収されやすくなるといわれるので、オリーブオイルで和えるのは相性バッチリですね。
そして、ビタミンCは水に溶けやすい性質を持っているので(水溶性ビタミン)、茹でるとお湯に溶け出てしまいやすいのですが、生食ならもちろん茹でないし、加熱すらしないので、まるごといただけます。
ちなみに、加熱だけするのであれば、パスタや炒め物に入れるのも、栄養面ではオススメですね。
パスタにして食べてみました。
炒めてみました。
生・菜の花お試しあれ!
わたしは、売られている菜の花で生食を試したことがないのですが、調べてみると苦味を感じたり、筋っぽかったりという声を耳にしますね。
鮮度の問題なのかは比較検証していないのでなんともいえませんが、少なくとも、採りたての菜の花は経験上おいしい!!!
まだまだこれからが菜の花の旬なので、産直などを探せば、新鮮なものに出会えるかもしれません!
もし、美味しそうな菜の花を手に入れたら、おひたしやも美味しいですが、ぜひ生で食べてみてください!
ちなみに私はこのサラダが気に入りすぎたので、今シーズンはずっとサラダで食べると思います。笑
(旬のあいだは何回もいただけるんですよ、いっしっし。)
コメント
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