農業、というと、常に「植えて」は「収穫して」のイメージかもしれないけれど、野菜だろうが穀物だろうが、大抵「草刈り(草取り)」をしてることが多いというのは意外かもしれない。
とりわけ、米や麦、豆などの穀物栽培になると、植えるのも収穫するのもそれぞれ一年のうちで数週間の話。
それ以外は、おおざっぱに言って、草との戦いの日々がただあるだけ、というシンプルさなんだよね。
野菜だと収穫時期が長めなので、草取りしながらの収穫ってこともあるんだけど、これが穀物になると、1年の半分、いや、少なくても3分の1は除草作業になるんじゃないかな。
草刈り、というと、長い草刈り機会でバッサバサというイメージがある人もいるだろうけど、草刈りをするための機械ってのは結構種類があるもんなんです。
田んぼや畑の草刈りっていうのは、お庭や宅地の草刈りとはレベルが違うからね。それなりの道具がないと間に合いません。
そんでもって、私は草刈りの時期、トラクターにつける草刈り機械で除草作業をすることが多いです。
トラクターに付ける草刈り機もいろいろあってね、平面を刈るもの、斜面を刈れるもの、さまざまあります。
まあ、こんなふうに言っても想像できないからそれはまた次の機会に説明するとして。(本当に?笑)
毎日毎日、草刈りをしていると、あらゆるところに目がいくようになるもので。ただのモジャモジャの雑草のなかにも、発見をするようになったりもします。

ほら、きのこ。名前なんてしらないし、たぶん高確率で食べられないヤツだけど、フォルムが可愛いね。絶妙な曲線。

まだ青いのに落ちてしまったイガグリ。この青さって誠実だよね。青っていうけど緑という日本語の不思議。とても綺麗な黄緑色。
こんなのを発見するたびに、でっかいトラクターから降りて、写真撮ってます。笑
実際、きのこも栗も、働いていればよく見るものだし、なんてことないのかもしれないけど、そのまま足を止めずに草刈り機械で通れば、あっという間に粉々にしたり踏み潰してしまう、これらの小さいものに、反応してみたい自分もいたりするもんで。
きのこに、栗。まだまだ草木は青々しく緑だけど、確実に秋が近づいてきてますね。
さあ、9月になりまして。収穫の時期はもうすぐそこまで来ました。
おしまい
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