2019年の米作り開始。耕起(田おこし)、はじめました。

ついにパソコンがお陀仏になりまして、なんとも悲しい日々です。また買わなきゃなあ。迷うなあ。

そんな悲しい3月の終わり、いよいよ田んぼに入りました。

本当はもっと乾かしてから作業すべきですが…

ほっとんど雪が降らない、めちゃくちゃ暖冬の今年でしたが、やはり冬も不完全燃焼なのか、最後に降るもんですね。

今年は3/25から入りました。去年が雪解け遅く、3/30からだったので、ちょーっとだけ早い。

とはいえ、今週に入ってから天候が思わしくないのであまり進んでない、という状況。

条件がいいと、私は1日で3ha(1ha=100m×100m)近く耕起するので、天候によって1日作業できるかできないかは作業進度が大きく違います。

耕起(こうき)って何だ

って、さっきからベラベラ喋ってるけど、そもそも「耕起ってなによ?」って話ですよね。

まず、前年の秋に稲刈りをした田んぼは、大抵ひと冬そのまんまです。

晩秋から春先の田園風景はこんな感じだね

土の上に、刈り取った稲の足元らへんがブラシのように残されてます。ジャキジャキと。

やり方は他にもあるのですが、この田んぼの場合は、まず雪解けして、田んぼが乾いたら肥料をまきます。雪が降らない地域はもっと早くできるのかな?

黒とか焦げ茶色で見づらい肥料もあります

この白や赤の粒々が肥料。色や形状は、肥料の種類によって様々です。

さて本題。このあとに、ようやく耕起作業に入れるのですが、それはなんのためにやるのか

  • 肥料や稲株を土に混ぜこむことで養分や有機物を含んだ土にする
  • みっちりと固くしまった土を砕くことで、苗を支える泥状の土にしやすい
  • 雑草の種や新芽を深く埋め込んだり根をちぎることで雑草が生えにくくなる

などなどなど、目的は細かく言えば他にもいろいろあり、どれも大切です。

これ、なかなかワイルドな作業に思えて、田んぼのフチのギリギリまで耕すので、わりと繊細な作業だったりします。

だって、こんなでっかい機械で数センチ単位の仕事するからね、もう、コツとかなんとか言うより、慣れるしかないです。

今年も米作りが始まります

正しくは、もう始まってますね。ここらへんは大体、5月に入ると田植えを始めるところが多いので、ゴールデンウィークなんて無縁ですねー。

でもゴールデンウィークなんてどこ行っても混むし、なにしても割高なので、その時期に働いて稼げるのは私には合ってると思ってます。

それに、冬のあいだ見かけなかった人が、1人、また1人と畑や田んぼに出てくるのが、結構好きです。

みんな冬眠から覚めてくる感じっていうのかな。心なしか、のろのろっと、もそもそっと動き出すんだけど、でも着々と仕事を進めてる感じ。

私は地元の人じゃないので、作業してるその人たちの名前も家も知らないんですけどね、その人の顔と田んぼや畑の場所は知ってるという。笑

お米作りっていうと【田植え~稲刈り】までで考えると思うんですが、実はその田んぼを作ったり、種の準備をしたり、苗を育てたり、田植えまでの下準備の方が重要だったりします。

まわりには「収穫が一番楽しい!」って人が多いんだけど(ほぼ100%)、私は結構この田植えまでの準備が好きです。そーゆー人いないかな~?笑

さて、これから忙しくなりますが、農作業が忙しくなるということは、野菜や果物もバンバン育つ季節がやってくるということです!

楽しみ~!わくわく~!

美味しいものを励みに、また今年も頑張りますー!

おしまい。

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