農業は本当にツラくてキツいの?

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「農業しています」というと、本当に驚かれる。大変だね、と言われるし、偉いねとも言われる。

でも、本人としては「そうなんですよね~」って言えない。ちっとも思えない。

だって、これまで農業以外にも仕事をしてきたけれど、仕事はなんでも大変じゃないっけ?少なくとも私は大変だった。

いや、大変というか、しんどかった。

それに、偉い仕事と偉くない仕事ってなんなんだろう?とも思う。

どんな仕事も《誰かのためになる》のなら、十分意味があって立派な仕事じゃないんだろうか?

というか、誰かのためになるから「仕事」として成立している。

ただ【農業】は、もう、キツイ汚い稼げない3Kと言われていたりするくらいだから、そんな仕事に農家出身でもないのに就くなんて…とは思うよね。

◎農業の大変さとは

じゃあ試しに3Kにのっとって話してみますか。

まず、キツイ》。これはねー、どうかな。肉体労働である以上、重いものを持ったり、物を運んだり、長時間同じ作業をすることはあります。

ただ、これが農業だけかと言われたらどうかなーと思っちゃう。

まず、物の運搬だけど、もう最初から手運びはきついってわかっているからこそ、トラックとかフォークリフトで運んだり出来るので、実はそんなに重たいものを修行のように運んだりすることって、年間通してもそうそうないです。

運ぶための手段がいろいろあるので、こまごましたのはそれなりの運搬用具(台車とか)を、大きいものは機械を使うのでね、あんまり重たい作業はやらないです。

むしろ、アパレルで接客しながら一日中立ちっぱなしなのに在庫管理で移動させたりとか、オフィスでヒールや革靴はいて、重たいファイルとか書類を地下からデスクまで運ぶほうが重たいしキツイと思ってます。笑

次に、《汚い》。これはまあ汚いの基準によるけど汚れます。認めます。笑

土仕事すれば、気をつけていても土が服についたりするし、機械整備をすれば、オイルとか塗料がつくこともあります。

雨の日に屋外作業すれば、カッパ着ていても濡れることはあるし。

まあでも、泥汚れなら洗えば落ちるし、整備作業するときは汚れてもいいように専用の作業着きたりするので、汚れるのが嫌だなーとは思ったことはないです。

ただ、私は車通勤しているので、着替え持って行ったり、シートとかよごさないようには、ちょっと気を遣います。

軽トラ通勤しているおっちゃんたちはそのまま乗り込んでブーンて走っていくけどね!嫌いじゃないよ!笑

手はね、いい軍手してればそんなに汚れないです。笑

みんなは普通の布の軍手のときでも、私は爪に土が入るのが嫌なので、仕事内容によってはゴム手のような防水効果の高い軍手をつけてます。夏は蒸れるけど。

最後に、《稼げない》

これはピンきりです!農業に限らないと思いますよ。稼げる農家はガンガン稼ぐし、貧乏さんは貧乏さんです。

要は、経営の問題だから、「農業だから」でくくるのは雑かなーと感じます。

コントロール不可能な自然(天候)に左右されやすいと言うのは弱点ではあるけれど、今ではそれも含めて生産できるのがプロ農家なので、自然のせいだけにしていると、乗り遅れていくだけでしょうね。

あと、私のように法人で会社員として働く場合は、だいたい固定給(法人によるけど)になるので、そんな高額もらえる法人はまだまだ少ないでしょうが、収入は安定します。

◎農業は一言じゃ絶対にまとめられない

前項で話した内容を読むと、「あれ、農業って意外とキツくないのかな…?」と思うかもしれませんが、それはちょっと待ってください!笑

私が話したのは、ある程度の規模もしくは設備がある経営体の場合です。つまり、運搬用の道具や機械があって、それなりに従業員がいて、それなりの収入がある場合。

これがたとえば、自営業で農業をして、基本的にすべての作業を一人か二人でやり、さらには最低限の道具や機械しかないとなると、難易度は一気に上がります

20kg前後ある肥料を手作業で運んだり、植えるための苗を一枚ずつ運んでは植えていったり…準備から片付け・掃除、出荷まですべて一人でやるとなると、イメージどおり、休みもなく、朝から晩まで働き通さないと間に合わないかもしれません。

正直私には出来る気がしません。ごめんなさい、できません。

え、どうやったらその面積を一人で出来るの?って規模を、一人でガンガンやっている80代のおじいさま見ると、私は農業と言いながらもなんてラクなことしてるんだろう…という謎の比較が始まります。この比較にゴールはないです。

私は、基本的にトラクターなどの機械に乗って、畑を掘ったり、田んぼを耕したり、アレコレコチョコチョしているので、職業は、農業と言うより機械の運転手に近いような…

もちろんそれ以外にも草取りとか地味な作業はしているんですけど、疲れたら休むし。笑

いや、サボっているんじゃなくて、本当、この仕事で身体にムリしてもいいことないから、休むこともある意味では仕事のうちなんですよ。ホントよ、ホント。

◎農業に興味があるって?

農業】って、血を吐くようなこと毎日しているようなイメージがあるかもしれないけれど(さすがにそれはない?)、それが「どれくらいの面積を何人でやっているか」「どれくらい設備・機械があるか」「どんな作物を育てているか」によって、仕事量と、繁忙期労働時間キツさ仕事内容がかなり変わるんですよ。

だからね、農業に興味がある人は、いくら稼ぎたいとか、何を育てたいとかを先に決めるのもいいんだけど、一日何時間くらい働けるか、繁忙期は何ヶ月ぐらいなら頑張れるかで作物決めていくのもアリかもしれないと思います。

たとえば、早起きは得意だけど、夏場の暑いときには働きたくないって人は、朝収穫する野菜(レタスとかきゅうりとか)がちょうどいいかもしれないし、お米なら、春と秋は忙しいけど、お盆の頃はまあまあ余裕あるし、一年中ぼちぼちやりたいなら少量多品種にしたり、ハウスで施設栽培したり、まあやりようは色々あるでしょう。

とはいえ農業って本当、職人みたいな世界だから、「これだ」ってやり方がないので、他のプロ農家さんからしたら、「何言ってんだおまえ」っていわれるかもしれないけど、意見や考えはいろいろあるのは承知の上ですね。

ただ、農業の法人化に対して思うことは多々ありますが(笑)、農業という仕事は楽しいですよ。私は好きでやれています。

でも、農業が好きなら、このまま今の仕事をしているだけじゃダメだと思うようになりました。そんなこともあって、まだ全然慣れないけどどうにかブログかいてます。これについてはまた今度。

 

おしまい

 

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