茗荷(みょうが)は薬味だけにしておけない

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茗荷(みょうが)は好きですか?私は大好き、に、なりました。

子どもの頃は、ものすごく苦手でした。お素麺なんか出ても、大人はなんでわざわざ臭い葉っぱ入れて食べるんだろう?って不思議でした。シソは食べられたんですけどね、みょうがはわからなかった。

でも、みょうが採りは大好きでした。お庭にね、生えてたんです。それを、近所の友だちと、食べられないくせに大量に採ってました。

少し葉をかきわけなきゃならないけど、簡単にポクッと折れて、しかもわんさか生えてるもんだから、子どもには楽しくてね。

大人は好きで食べてるから、いっぱい採れば喜ぶだろうと思ったのに、母親は「いっぱい採ったねー!」と言いながらも、困ったような顔をしていた。

なんでだろ?

大きくなってわかるけど、そりゃそうね。みょうがはあくまで薬味だから、ちょっとでいい。ちょっとがいい。

あの大量のみょうがはほとんど庭の土に還された気がするけど、確かにね。あんなに食べるもんじゃないね。

東京で一人暮らしを始めて、ふと思い出してお素麺にみょうがを入れようかなと思って、探してみて、驚いた。

え、なに、めっちゃ高いけど。笑

我が家はシソも生えてたけど、シソはよく使うので、買えば高いのは知っていた。(それにしてもあれもホントに高いと思うけれど。)

みょうがは、それこそ夏にしか食べないから、わざわざ買った記憶もほとんどないし、値段なんて気にしてなかった。

なに3.4個ずつ丁寧にパック詰めされちゃってるのよ!ずいぶんいい扱いじゃないの!え、みょうがってこんな感じだったの?

そこらへんにみょうがが生えてた田舎育ちは、小さなカルチャーショックを受ける。

夏場のお素麺なんて、さらっと食べられるのはもちろん、何よりコスパがいいってのがポイントなのに!!一人暮らしにはもってこいなのに!シソやみょうがを添えようなんて思ったら、めちゃ高級料理になりますがな!薬味代で、そうめん一袋買えちゃいますがな!!

もちろん学生の一人暮らしにそんな余裕はなく、お素麺にせめてもの白ごまを散らして食べたもんだ。

あれから時はたち、私はまた大量のみょうがが手にはいる場所にいる。育てるわけではない。何も手をかけなくても、勝手に生えて、勝手に育つ。みょうがってかなりタフ。

みょうがは相変わらず、お素麺のお供や、鰹の薬味として活躍してたけど、自分が薬味だって知らないんだなって思うほど、まだまだ生えてくる。

なので、去年くらいからかな。みょうがを野菜として、食べ始めた。

一番ヒットだったのは、【みょうがの肉巻き】。

みょうがをそのまま、大きければ半分に切って、豚肉で巻き巻き。それを焼くだけ。味はなんでもいい。塩コショウでもポン酢でも。

ただ、個人的には、やや濃いめで、少し甘味があった方がみょうがの風味が涼やかで美味しいと思うので、照り焼きタレ風の味付けにする。醤油、お砂糖、みりんを混ぜて、フライパンで焼いた肉巻きに絡める程度でいい。

これにすると簡単に10個以上みょうがを使う。

みょうがを買って作ろうとしたら、かなり豪華な(値段的に)おかずになるけれど、みょうがをもらったとか、余ったとか、とにかくみょうがを大量消費しなきゃ!って人にはかなりおすすめです。

甘酢漬けもあるけどね、こっちの方がガンガン食べられるし、ごはんもすすんで、それこそみょうがが苦手な子どもでも食べらるかも!

田舎の贅沢は、買えば高い薬味が、採り放題で食べ放題なところ。ほんのささいなことだけど、やっぱりこれがあるのとないのじゃ違うよねー!!

…なーんて言えるくらい、私も臭い葉っぱを好んで食べる、大人な舌になったんだなあとしみじみしたこの頃でした。

おしまい

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