コツコツ続けるということが、昔から本当に苦手だった。
「努力」「忍耐」「継続」などなど、どれも無縁の言葉ばかり。
計画通りにしっかり事を運べる人や、確実に積み重ねをすすめられる人を尊敬する一方で、劣等感がないこともない。
飽きっぽくて、物事を続けることが苦手なところを、ずっとネガティブに捉えてきた。
だけど、ある時、コツコツ型の人に「どうしてそんなに何でも手が出せるの?羨ましい。」と言われた。
その人にとっては、新しいことを始めるハードルはとても高くて、同じことを続けることの方がよっぽど気楽だし簡単なことらしい。
そんなこともあるのか。
確かに自分は、何かを始める時、あまり気負わず、とりあえずやってみよ~って思える。
「もしダメだったり、合わなかったら、損したとか思わないの?」と聞かれた。
考えたこともなかったねーーー!!
「ダメならダメなんだし、仕方ない。でも合わないってわかったからそれでいいやって思っちゃうかも。」
そんな考えも、無責任のような、諦めのような感じで、なんだかなと思っていたけど、ある人にとってはものすごく羨ましがられるものだった。
どっちがいい悪いとかは、やっぱり個人の考え方によるから、あるようでないと思うけどね。
少なくとも私の場合は、今までそれなりに続いたり全く続かなかったり色々チャレンジして経験してきたけど、どれも全然後悔してないな、確かに。
なんなら、全部繋がって、ちゃんと今に生かされている。
仮に人間の本質は変わらないとするならば、自分のマイナスに思える部分もしっかり受け入れて、行動次第でプラスに変えられるようにしていけばいい。
いくら嫌ったって、それだけじゃ何も変わらないし。
そうだ。確かに私は、「好奇心にまかせてチャレンジすること」は、この人生でずっと継続してきてるもんね。
ちゃんと毎日ごはん食べて、お風呂入って、日を浴びて。
しっかり生き続けてるんだから、私のなかの継続は、それでよしとしよう!
まあまあ頑張ってるじゃん。いいじゃんそれで。
コメント