歯茎の痛みとビタミンCの淡い関係性は。

数日前のこと。

ああ、なんか歯茎が痛む。痛いし、しみるし、ズキズキする。

虫歯はゼロでずっとやってきたけれど、そろそろ口内も弱ってきてるのかしらと、唇を指でひっぱって歯茎の痛む部分を見ると、明らかに腫れている。

あーあ、年末なのに。

ちょっと見てもらいたくたって、相手は歯医者だ。

歯医者の予約の取れなさが、そろそろ世界の七不思議にエントリーしてもよさそうなくらい、歯医者ってのは気軽に行けない。

しかも年末。歯医者に限らず病院は、駆け込み需要も増えるでしょうよ。

うーん、どうしよう。

そんなことを思いながらも、師走のワタワタした雰囲気のなか、具体策を講じる余裕もなく、とりあえず家にあったビタミンCを飲むことにした。

世代なのか教育なのかなんなのかわからないけど、「とりあえずビタミンCがあればなんとかなる教」みたいなのあったよね?今もある?

それでもサプリメントを飲む習慣もないもので、たびたび忘れたけれど、ざっくり5日くらいは飲んだか。

今朝、ふと歯茎の痛みがすっかりなくなってることに気づいた。

もしかしたら昨日も痛くなかったかもしれない。

いつのまにか「歯茎が痛いからビタミンCを飲もう」から「ビタミンCを忘れずに飲もう」に刷り変わっていたため、本来の目的を忘れていたようだ。

なんてハッピー野郎だ。

とにもかくにも、歯茎の痛みも腫れもすっかりなくなった。なんて快適!

これで全力で堕落の年末年始を迎えることが出きる。

ダラダラゴロゴロにも気合いが入っちゃうわ。

とはいえ、果たしてビタミンCが効いたのかはわからない。

飲まなくても治ったかもしれないし、結構効き目があったのかもしれない。

そんなの確かめようもないし、治った後となっては別にどっちだっていい。

だから、自分の行動にも意味があるのかどうかを求めすぎちゃダメだ。

やる前にわかるわけがないもの。

それに、結果オーライならそれまでの過程に起こした自分の失敗も、わりと許せるし、愛せる。

自分の起こす行動は、目的達成のためにめちゃくちゃ有意義かもしれないけど、それをしなくても同じ結果になるのかもしれない。

だからまあ、効果があるかないかわからないサプリを飲むくらいの気持ちで、やってみればいいさ。

自分の人生に自分でおまじないをどれだけかけられるか。

そーゆーのって楽しいじゃん。

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