理想の食生活とは何かと聞かれたら、王道な回答と言えば「栄養バランスのとれた食事を規則正しく1日3回」といった感じでしょうか。
でもそんなこと言われても、「
理想はわかるんだけど、言いたいこともわかるんだけど、私も、
というか、時代に合わない。
こんな時代だからこそ!とも思いますよ。不規則な生活だからこそ、そこに規則性を持たせよう!
でもどうやって?
それに答えられる人っているんだろうか。
栄養バランスだって、そりゃ出来ればとりたい。でも、それぞれの食品が持つ栄養素や、
だから、
「栄養バランスの整った食事を毎食提供」ってのは、
それでもやっぱり私たちは、
そして、特に目立っていたのが「和食」が理想であるという答え。たくさんの人たちが和食を理想にしていました。いいですよね。私も大好きです。
◎和食中心。野菜多め。
◎昔の日本の食卓みたいな。
◎旅館の朝ごはん。
お米にお味噌汁、野菜のおひたしやお漬物、旬のお魚の煮物や焼き物。シンプルだけど、丁寧なごはんは、味だけでなく、身体にも優しい気がするし、とにかく心からほっとします。
そして、もうひとつ多かったのが「1日3食」食べたいというもの。
◎栄養バランスよく3食しっかり食べること。
◎1日3食きっちりと時間通りに新鮮な食材で食べる。
もうこれは小さい頃からの習慣ですよね。学生の頃は3食が1日のリズムを作っていたといっても過言ではないはず。朝ごはんを食べてでかけて、給食やお弁当を食べて、おうちに帰って夕ごはんを食べる。
ところが社会に出てみると、定時出勤定時上がり、お昼休みも同じ時間にきっちり一時間とれる仕事なんてほんのわずかだという現実を知るわけです。
朝ごはんなんてろくに食べず、お昼休みも不規則だったり、急な来客に対応して潰れちゃったり。夜は仕上げないといけない仕事で残業して、ごはんよりもとにかく早く寝たい。どうかしてますよね。笑
子供の頃は当たり前だった1日3食という生活が、なんて恵まれていたもので、私たちのためにごはんを用意してくれた人たちがどんなに大変だったかを改めて知ったりもするんですね。
それから、「からだづくり」を意識した回答も多かったですね。
◎サプリとかに頼らず、食事で栄養をまかないたい。
◎健康な身体をつくる献立。
◎健康を支えることの出来る食生活。
◎無農薬減農薬の野菜、育て方にこだわった肉卵魚など安心安全なものを食べたい。
◎母乳をつくるために栄養をとりたい
◎暴飲暴食せず、必要なときに必要な量だけ食べたい。
やはり、《食べものがからだをつくる》という意識をもっているからでしょうね。食べることによって、自分の体調を維持・改善しようという前向きな気持ちがあらわれているなーと感じました。
では、その理想に近づくためにはどうすればいいのでしょうか?そのためには、もっと自分の《理想》を、具体的にしていく必要がありますね。
だってだって、「栄養バランスのとれた昔の日本の食卓のような和食中心」が理想だとすれば、ハンバーグやオムライス、スパゲティや麻婆豆腐はもういらない?本当にその理想に近づきたい?それであなたの身体は健康になるかもしれないけど、しあわせな食生活は送れている?
ほら…なんかこんがらがってきませんか?
そうなんです。食生活って、簡単なようで、みんな当たり前に知っているようで、結構フクザツな部分もあるんですよ。でも、ちっとも難しく考える必要はありません。
「そりゃ本当はヘルシーな和食をほどほどに食べた方がいいってわかっているけど、正直米よりパン派だし、ハンバーガーもアイスもケーキもお腹いっぱい食べるのが幸せなんじゃー!毎日葉っぱばっか食べてられるかよー!」
つまりこういうことです。笑
健康的じゃない、理想とは呼べないとわかっているけど自分にとっては大切なんだ、という本音もまるごと認めるところからが、自分なりの理想、あなたの理想に近づく第一歩だと思っています。ね、簡単でしょ。笑
もちろんなによりシンプルな和食を愛している人は、それをちゃんと認めて目指すことでしあわせを感じられる理想の食生活に繋がると思います。
なんつって、他にも興味深い回答や、不規則な食生活についてや、手作りしたいという気持ちの部分なんかには触れられなかったので、これまたいつかの機会に。今日はこれにて。
つづく。
コメント