休日の朝ごはんは、珍しく夫が作ってくれた。
(嬉しい助かるありがとう)
キャンプ好きが高じて、自分用の鉄フライパンを購入してからというもの、ことあるごとにお肉を買っては、ステーキにしたりソテーにしたり、肉焼きについての研究を重ねている夫。
彼にとっての肉を焼くということは趣味の一部みたいなものなんだけど、今朝作ってくれた「豚肉のソテーを挟んだサンドイッチ(以後、ポークサンド)」が驚くほどに美味しくって感動した。
作り方はめちゃくちゃシンプル。
軽く塩コショウして焼いた豚肉を、トーストした食パンに挟むだけ。
トーストの片面にはソースが塗られているので 、主な味付けはそのソースという感じ。
驚くのは、そのパンに塗られたソースがめっちゃくちゃ美味しいということ!
そして、そのソースは彼のアイディアによって生み出されたオリジナルソースであること!!え!!?
焼肉のタレとウスターソースとマヨネーズを合わせて作られたそのソースは、豚肉を挟んだパンに見事にマッチする味だった。
まじで…うまいぞ…
料理自体は得意としない彼が、まさか自分でソースを作るなんて思わなかった。
え、アレンジ力すごくない?
しかもソースの量も絶妙!多すぎず、足りなすぎず、ちょうどいい!
思い付かない組み合わせだ~!と本当に感心してしまった!
もしかしたら、私が普段ドレッシングや鍋のつゆ、ありとあらゆる味付けを、家にある調味料で適当に配合して作っているのをなんとなく知っていたから、「ソースは作れる」という感覚が刷り込まれていたのかもしれない。
いずれにせよ、彼が作ってくれたポークサンドはめちゃくちゃ美味しかったんだ…。

豚肉の焼き加減も完璧だったし、トーストの焼き目もキレイで、なんだろうこの敗北感…。笑
嬉しいんだけどね!おいしくて幸せなんだけどね!!
でも毎日ごはん作ってる私が悔しくなるくらい美味しかった…。
心から美味しかったのと、また食べたいのと、私が作らなくてよくなるようにと(重要)、いろいろな思いをこめて盛大に称えた!
料理は得意にならなくてもいいから、ひとつでもいいから自信もって作れるものがあればいいく!
それが、さらにひとつ、もうひとつ、と増えていけたらもっと素敵。
でも、きっとどんなに料理上手の人も、そうやってひとつひとつ増やしていったんだよね。
全部できなくていい。
でも、ひとつひとつやったら、全部くらいの量になることもある。
そんなスタンスで、料理と付き合うというのもアリだと思います。
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