冬の楽しみは、ボケたりんごが生まれ変わる煮リンゴ。

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ふと甘いものが食べたくなった。

もともとお菓子はそんなに食べないし、甘いものもほとんど食べないんだけど、時々ふとモーレツに食べたくなるのだ。

とはいえ、いま家にある甘いものと言えばチョコレートか冷凍の今川焼。あ、あと頂きもののくずもち。

うーん、ちょっと重たいな。
私の欲する甘いを超える甘さなんだよな、どれも。

んーでも、なんだか甘いもの欲がおさまらない。どうしよう。

基本的に普段ほとんど甘いものを食べないので、食べたくなったときは素直に食べていいことにしている。

考えて考えて、たどりついたのが、煮りんご。

ちょっとボケ始めた気がするりんごがあることだし、小鍋に皮ごと切ったりんごと、バターと砂糖とレモン汁。

カロリー的にはもはやチョコたちと変わりないんじゃないかと思うけど、シャワシャワと噛むごとに広がるほのかな酸味とりんごの香り、果物ならではのみずみずしさが最高に美味しい。

りんごを煮た時の、皮と実の境目に生まれるピンクやオレンジのグラデーションもたまらなく好き。

ちなみに、りんごがボケるという表現は、東北、というかりんごの産地特有の感覚って聞いたことがある。

でも、確かに東京とかだと通じないんだよねえ。りんごが古くなるって感覚もいまいちわからないらしい。

ってゆうか、産地じゃないとりんごって、1個とか小袋で買うもんね!そりゃすぐ食べきるもんね。

産地だと箱買い・キロ買いも珍しくないから余計敏感になるのかもね。

でも、それはそれで煮りんごのように、違う楽しみ方も贅沢に楽しめるからね、いいよね。

今年は近年まれにみる、本当にめずらしいくらいの不作年だったから、市場でもなかなかに価格は上がったけれど、それでも市場からりんごが消えないって、すごいことだよね。

まあ、りんごに限らずだね。

野菜も、肉も魚も果物も、どんなに不作と言われても、スーパーから姿を消さないって本当にすごいことだと思うよ。

今日も美味しくごはんが食べられることに感謝。

これはもう、素直に思ってしまうこと。

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