#働く女性の声 「女性が輝ける社会」なんていらない

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女性が仕事をするということは、男性と同じ土俵に立って相撲取りをすることではない。

ここ数日、Twitterで「#働く女性の声」というハッシュタグを見かけます。そしてよく読んでいます。私も働く女性ですしね、自然と目に入ってくるんでしょうね。

働く女性、働けない女性、働く(仕事として)必要がない女性をとりまく環境がいつもいつもグルグル変わっています。

女性も働け稼げと言ったり、産め育てろと言ったり、なのに保育園には預けられず、なら仕事辞めて家に入れ?シングルにならなきゃ補助しないし、でも働かずに専業主婦やるなら年金減らすよーetc…

子どもを育てたくても、電車にも乗れず、泣けば周りに顔をしかめられ、人も多くて揺れる車内で子ども抱えながらベビーカーをたためと言われる。

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女性が輝ける社会」「女性が活躍中」よく見るようになりましたよね。

確かに女性が働く姿は珍しくなくなりました。

でも、見えないところ、仕事中じゃないところ、電車のなか、街中、スーパー、家にいる女性たちの立場はあまり変わってない、むしろ厳しくなったように思います。

女性が男性と同じように社会に出て働くというのは、単純に、男性と同じように働くことではないと思います。

「いやいやそんなことない、待遇も差をつけてないし、女性だからって差別はしてない」と言う人もいるかもしれません。

違う、そういうことを言ってるんじゃないのよ。

「女性もどんどん男性と同じように働いていいですよ!ただし、女性だからとかいう言い訳はナシにしてよ!」

って空気がある。絶対ある。もちろん、女性だからを言い訳に逃げたらダメだ。けど、女性だから出来ることもあって、女性だから男性とは違う大変さもある。

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私自身、言われたことがある。

「産休や育休取ってもいいから辞めないでずっと働いてちょーだいよ」

これ、素晴らしい言葉だと思う。非常に寛容で女性に対しても前向きな言葉。称賛される姿勢なんだと思います。

でも、頭でわかっていてもどーしても消えないモヤモヤがあった。

だって、そこの男性従業員(既婚)の奥さん、揃いも揃ってパートか専業主婦だったんだもん。

日々の雑談のなかで「やっぱ奥さんに子ども見ててほしいよね」「帰ったらごはんができてるのがいい」とか聞こえてくるんだもん。

「自分が仕事バリバリ出来てるのはなぜ?子どもが熱だしても早退しても仕事できて、疲れて帰ればごはん食べられてお風呂にも入れるのはなんでだと思う?」

言ってやりたかった。

「そんなにこの仕事が、出産後でも勤務内容や待遇面においても辞める必要がないのであれば、ぜひ奥さんにやらせたらいいのに」って。

でも、悪気があって言ったわけじゃないとわかってることに対してこんな嫌みは言うもんじゃないし、他人事だから言えるんだよな~と思って流したけれども。

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もし私が結婚して出産したら、この仕事をこのペースでやるのは難しいと思う。まして家族の分の家事をしながら育児だなんて。

もちろん仕事も家事も育児もバリバリやってる女性もたっっっくさんいる。でもそれは当たり前のことじゃない。すごいことだ。体力判断力マルチタスクマネジメント能力も抜群にある。

このエネルギーをすべて仕事に注げるなら、どれほど有能か。これが男性だったら間違いなくガンガン出世できるのにって感じる女性もいる。

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つまりこうだ。

男性は、仕事でも家庭でも、男性として振る舞っていいけど、女性は、仕事では女性であってはならないが、家庭で女性でなくてはならないのだ。

ここが、ジレンマなのだ。今のところ絶対に抜けられない。

女性は職場にいるときは男性と同じように働くことを求められ、時には男性より男らしくいないと潰される。

しかし、家庭的なことが出来なくなるとバカにされてしまうのだ。女性なのに、奥さんなのに、って。

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採用人数じゃない、給与額じゃない、産休育休制度じゃない、もちろんそれも大切だけど、そうじゃない。

どうしてこれだけ社会の仕組みは変わっても、働く女性は疲れきって、働けない女性は息苦しくて、専業主婦として立派に働く女性は無力さを感じるのか。

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女性が輝ける社会」「女性が活躍中

そうだ。そんなものいらないのだ。べつに、そんなの求めてない。

輝かなくても活躍しなくてもいい。

窓際族とかいうおっちゃんがいるみたいに、出世することなく長年勤めてる人がいるみたいに、たとえ輝かなくても活躍できなくても、目立たなくても出世できなくても、ただそこにいられる、存在できる居場所があったらな。

女性だからって前に出されたり、注目されたり、なにかを求められたり、そーゆーのいらないんで、ただひっそりいられたらいいのに。

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もちろんバリバリ働いて出世コース目指してもいいけど、ヨレヨレのスーツ着て頭ボサボサで出社して、休日はパチンコしてるようなおっちゃんみたいな女性従業員がいたっていいじゃないか。

仕事しても、辞めても、結婚しても、独身でも、子ども育ててても、家事してても、介護しても、なにしても、トピックにあがるのは大抵女性なのだ。

輝かせてくれなくていいから、もっと、気持ちが楽になりたい。なにを選んでも気持ちよくなれたらいいのに。みんな。

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なんていうと、「男性も大変です」とか「女性がみんなそう思ってるわけじゃありません」とか「それはあなたしか思ってない」とか、言われるかもしれないけど、そうです、これはあくまで私の考えだし、なんの正解でもないです。

けど、世間がいう「女性の社会進出」と、女性たちが感じてる「女性の社会進出」には、どうしても埋めきれない大きな溝がある気がしてならないのです。

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専業主婦(主夫)ってバカにされがちだけど、なんで専業主婦って言うのかって、専業にしていいくらいの業務内容だからだと思うよ?

年中無休無給で、天気や予定にあわせて家事をすすめるだけでも大変なのに、そこに子どもが入ると全然自分のペースじゃ進められなくなるし、それでもいつも通りにごはんを用意して、洗濯物を洗って…

私の母は長らく専業主婦だったけど、ものすごく働き者だったし、彼女のようにはマメに働けないと思う。母は仕事をする私をいいねすごいねと言ってくれるけど、私は母を本当に尊敬しています。

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あらら、なんかうまくまとまらないけど、とにかく、おかしいと思ったことはおかしいと言っていこうと思います。

今の私たちが、次の世代がより安心できる時代を作る番だと思ってます。

おしまい。

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