バタフライの必要性。

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2021年最後の日は、昼から録画したアメトークのスペシャルを、スーパーで買ってきた巻き寿司をつまみながら眺めていた。

運動神経悪い芸人をみながら、「バタフライの原理がわからない」と横でぼやく夫。

確かにバタフライってなんなんだろうね。

だって、もし溺れたとしても、せいぜいクロールか平泳ぎだろう。

得意な人なら体力の消耗を避けて背泳ぎならぬ仰向けで漂うことを選ぶかもしれない。

泳ぎが得意じゃなければ犬かきという選択もあるかもしれない。

少なくとも、いざって時にバタフライを選択する人はいないんじゃないのか?

バタフライの選手ならバタフライを選ぶんだろうか。

じゃあバタフライって、どんな泳ぎなんだろう。見た目の派手さ?速いのかな?競技用に作られた泳ぎ?

と気になって仕方が無くなったので、大晦日に私はバタフライについて調べることとなった。

バタフライはクロールに次ぐスピード泳法である。トップスイマーのスピードは約1.98 m/sであり、これはクロールの2.17 m/sと遜色ない。中略バタフライはフォームに敏感な泳法であり、タイミングの悪いフォームでは、速く泳ぐことはできない。それどころか、腕と上体が上がらなくなり息継ぎしにくくなる。(中略)しかし、正しいフォームさえ身につければ、バタフライは平泳ぎよりも少ないエネルギーで、さらに速く泳ぐことができる上、視線も前に向けたままで行える泳法である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4

つまり、バタフライは
①クロールの次に速く泳げるのに
②フォームが難しくて避けられがちだけど
③実は平泳ぎより燃費よく早く泳げる
ということか。

しかも、他の泳ぎと違って、常に前を見ながら泳ぐことが出来る、と。

あれ、となるとつまり、あれ?もしかして、これバタフライって…脱出に一番有利なのでは?

だって、平泳ぎよりラクに、クロール並みの速さで、前を見ながら泳ぐことができるんでしょ?

これ海とかで流された時、一番強くない?いや、でも波があるとまた違うか…

なんてことをひとしきり調べて、結果的に、やっぱり溺れたりしたときは、仰向けで浮かんで、手だけ平泳ぎのようにかくのがいいみたい。

ちなみに服のまま水に落ちちゃった時なんかは、思わず靴が脱ぎたくなるけど、基本的に靴には浮力があるらしいから、脱がない方がいいんだって。

小学生のころ、着衣水泳の授業があったけど、全然覚えていないし、あの頃とは体のつくりも体力も違うし、おさらいできてよかった。

ありがとうアメトーク。ありがとう運動神経悪い芸人。

大晦日に私は、バタフライと身の危険の守り方を学んでしまったよ。

有意義だわ。

ちなみにバタフライの考案者は日本人らしい。これまたなんとも。

水忍者かよ。

それでは、よいお年を。今年も良い年でした。

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