今では珍しくもなんともなくなった《アロエ》ですが、私がまだ子どもの頃は、食用としてはこんなに一般的じゃなかったんですよね。
アロエは、軟膏や美容クリームとして、その薬効をメインに利用されてはいましたが、食用となると、アロエヨーグルトは売られてなかったですね。
てゆうか、その前まではヨーグルトのニューウェーブはナタデココだったよ。懐かしい。笑
それでも、私の場合は、植物が大好きだった祖父が鉢植えで育てていたこともあり、幼い頃からなじみのある植物でした。
んもーーーーー、なんでかってね!
やけどをしてもアロエ、蜂に刺されてもアロエ、肌が荒れてもアロエ…というぐあいに、何か肌に不具合があれば、鉢植えのアロエを切って、そのヌルヌルを患部にすり込まれて育ったもので。笑
ところが不思議なことに、結構効くんですよ。そしてきれいに治る。(個人の感想です)
だから、幼いながら、「アロエはすごい草」と思ってました。
もちろん当時から「食べられる」ことは知っていたんですが、一回試したら、それはもうめちゃくちゃ苦くてマズくて、衝撃を受けた記憶があります。
そして時は経ち…立派なアロエベラを頂く機会にめぐまれましてね。(なにそれ)
そこで、食用とされるアロエはアロエベラで、我が家に長年あるアロエはキダチアロエという種類だとわかりました。
薬効はキダチアロエのほうが強いみたいなんだけど、食べるならアロエベラのほうが肉厚で苦味も弱めなんだって!
そこで、ここ数年作っているのが《アロエのはちみつ漬け》!!
作り方は超簡単です!
アロエの葉の、皮をむいた中の透明なプルプルをサイコロ状にカットして、容器に入れたら、浸るくらいの蜂蜜を投入!以上!
ヌルヌルするんですが、繊維もしっかりあるので、サクサク切れますよ!
本当は、カットしたら、下茹でしてからはちみつ漬けにするのが一般的な作り方なようで、そうすればヌルヌルしすぎないし、味が染み込みやすくていいんですが(経験済み)、私の個人的な好みで、生のまんま漬けています。
ただ、生で漬けると、水分が後から出るので時間が経つとちょっとしぼみます。なので、あらかじめ大きめにカットするのがベスト!
茹でてから漬けるとあまり変化は大きくないです。
漬けるのは、最低一晩つければ甘くなってますよ!
あとは漬けるほどに甘みが増すみたいなことはあまりないので、じゃんじゃん食べてった方がいいです。
ちなみに、今回作ったのはこんな感じ。
そうそう、左はアロエのみですが、右は、スライスした生姜も入れています。
生姜も蜂蜜と相性がいいので、私はかなりの頻度で生姜を入れます。オススメ!
特に生姜が好きな人は、すりおろしたり、みじん切りにしたのを入れて、アロエと一緒に食べるとかなり生姜が効いて美味しいです!!大人のヨーグルト!
食べるときはこんな感じです。
アロエ自体に甘みがあるので、これをウリャーって混ぜて食べると、蜂蜜の甘みとアロエのシャキシャキが美味しいです。
ちなみに、アロエを漬けた蜂蜜は、さらさらになっているので、夏は炭酸で割ったり、冬はお湯で割って飲むとのどにもいいです。もったいないから捨てないよ!
市販のアロエヨーグルトも美味しいんですが、私にはちょっと甘すぎるのと、アロエが小さすぎる(笑)。
だから、自分で好きな大きさにカットして、好きなくらい入れて食べられるなんて、最高に贅沢だーと感じながら食べてます。
かなりささやかな幸せです。
アロエベラが手に入ることはあんまりないと思うんですが、「もらっちゃったけど、どうしよう…」とか、「産直で見つけたから食べてみたい!」って人は、参考にしてみてください。
おしまい
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