先日、収穫して美味しく食べた我が家のあけび。食べようかどうか迷っていたあけびの皮ですが、結局おいしく頂きました。
あけびを収穫したときのことはこちらでチェック。
◎二晩もあく抜きをしました
結局あれから二晩も水に浸けていました。まあ、迷いながらの放置ですよね。笑
とはいえ、その間に、3回くらいは水は替えていました。水がね、茶色くなってくるから、そしたらまた綺麗な水に浸けて、で、二晩。
今まで最高で一晩強しか浸けてことがなかったし、そもそもちょっとしなびかけてた皮だったし、あけびの皮のレパートリー増やしたい気持ちはあるけど、果たしてうまくいくもんなのか…とかゴチャゴチャ考えていたら二晩経っていました。時間が経つのは早いよねえ。
◎思い切ってフライにしよう
正直、浸け過ぎてしまった気がして、もう食べられないかしらと思ってたんだけど、料理はチャレンジだからね!フライにして食べてみました。
作り方は、もうなんの工夫もなくごくごく一般的に、卵やらパン粉やらでサックリと。
はい、アケビ感の皆無な仕上がりになりました。もはや、「そもそもこれは何だ」感がすごい。笑(今回はピーマンも一緒に揚げました。)
まあ、でも食べてみましょうよ。
私はもう十年以上揚げ物にはソースではなく醤油派なので、今回もお醤油で。
◎二晩浸けても問題なし
一口食べて、去年の秋を思い出しました。味の記憶ってすごい!
そうそう、この感じ!主張した味がないかと思いきや、最後にほろりと苦味を出してくる。衣のサクサクと、あけびのジューシーさが楽しいです。
あけびって、んんー、ちょっとうまい例えが見つからないんだけど、固めの洋ナシみたいな感じです。スルーっと柔らかいんだけど、かすかな歯ごたえもあるというか…
あけび自体の味は、強くはありません。何味にでもなれる味。ただし、かすかなほろ苦さがあります。これぞ山の味。(この苦味はあく抜き具合である程度は調整できます。)
二晩も浸けて、水を吸ってブヨブヨになるかと思ってたけど、まったくそんなことなく、しっかり食感が残っていたことが一番の驚きでした!すごい!
◎あけびの皮は捨てないで!
前回のみそ炒めも、今回のフライも美味しかったなあ。フライは、応用して、肉詰めにしたのをフライにしたら味に奥行きが出て、苦味がいいアクセントになりそう!カロリーは高そうだけれどもさ…。
あけびの皮の食べ方までマスターしたからには、一度で良いから、高級果物として売られている立派なあけびを食べてみたいものです。
私にとっては、あけびって山のものなんだけど、東京で、立派な箱に入って千円以上で売られているのを見たときには本当に驚きました。信じられなかった…。
もちろん売られているのは、山のワイルドな雰囲気漂うものではなくて、傷もない大きくて上品な立派なものでしたけどね。
あれなら中身も間違いなく美味しいだろうけど、皮も美味しいだろうなあ~、なんて、たぶん誰も皮を食べたいと思って箱詰めのあけびを眺めてる人がいるなんて思ってないでしょうけどね。笑
あきらめないで食べてよかった!今年もアケビを丸ごと頂きました!
おしまい
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