「だしパック」食中毒に関する超個人的見解。【ヒスタミンて何】

「食」と知識
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今日は、かなりの衝撃を受けたニュースがありました。

保育園で、だしパックを使ったきつねうどんにより集団食中毒が発生したとな。え…?えっ?

原因は「だしパックの煮だしすぎ」ではないかと言われているけど、聞いた瞬間から「いやいやいやいや、うそうそうそうそ」状態(何それ)でした。

だしパックを10分煮るところ、45分煮たからヒスタミンが流出した…?え?
そんなことってあり得る?あり得るの?

さて、そもそも原因となったヒスタミンとは何か。

食中毒というと、ウイルスや細菌を連想してしまいがちだけど、それ以外でも摂取したことによって健康被害が出たら食中毒と呼ばれます。

で、ヒスタミンっていうのは、別に珍しいものではなくて、魚に含まれるアミノ酸などが変化して発生する化学物質。
実は、青魚を中心に微量に含まれている者なので、日常的にわずかながら口にしている物質でもあるんです。

微量なら特に目立って悪さはしません。(長期的影響は不明ですが)

だたし、このヒスタミンの摂取量が規定量(成人であれば22~370㎎)を超えて摂取してしまうと中毒症状があらわれると言われています。

でも、そんなに大量に摂ることはまずない。

だから、だしパックの魚が原因だとするならば、そもそも加工前の状態でヒスタミンが高濃度になっていたことが考えられるけど、でも、だとしてもだしパックの魚の量なんてたかが知れているし、そこからさらに溶け出して摂取したとしても規定量を超えるほどの含有量になるんだろうか…

もちろん保育園児なので、成人よりは少ない量で体に影響が出る可能性は大いにあり得るけどもね。

さらに、報道を追いかけると、
「きつねうどん 8㎎/100g」
「きざみ揚げ 20㎎」
「だしパック 5㎎未満/100g」
が検出されていたことからも、だしパックの割合は一番低い。まあ溶け出したっていう見解なんでしょうが。

ただし、この検出量だけをみれば、成人が食中毒を起こす最低ラインとされる22gを超えるので、子どもの身体だと影響が出てもおかしくない量なのかなと思います。数値上は。

でも、だしパックからこれほどの量のヒスタミンが溶け出したとしたら、しかもその原因がメーカー推奨より35分長く煮たからだとするなら、どんだけ含まれてたんやって話ですよ。

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まあ一連の検証や調査は専門の方にお任せするにしても、だしパックの風評被害が起こらないかと心配です。

いや、使う使わない派個人の自由だからいいんだけど、だしパックと言ったってめちゃくちゃ種類あるし、素材にこだわって、丁寧に作っているモノもあるわけですよ。

なのに「だしパックは危ない」みたいな報道のされ方が気になって。
原因はヒスタミンで、問題にすべきはだしパックではなく、どうしてこれほどまで大量のヒスタミンが含まれているのかなんだよ。

そして、言ってしまえば、だしパックは怖いからって使うのをやめても、普段食べているお魚や、お店で食べる出汁のもの、自分で出汁をとるのに使う煮干しに、どれくらいヒスタミンが含まれているかがわからない以上、正直気をつけようが無い。
(鮮度管理・衛生管理という基本的な対策はできるけどね)

なので、だしパックにスポットを当てた報道で、変なイメージがつかないことを祈るばかりです。

まあ、食品に限らず、あらゆるものがマスコミや様々なニュースの影響を大きく受けるものだから、祈っていたってキリがないんだけどね。

(そもそも、風味とかエグみの点以外で使用時間定めているものがあるとしたら、それは危ないと思うんだ。)

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